時計搭の秘密 [PENTAX Q7]

IMGP0914s.jpg

小学校のときに読んだ、明智小五郎が出てくる
「時計搭の秘密を」読んでぶるぶるしたことがあった。

そんな時計搭と比べてはなんだけど

夜の闇に浮かんだ時計の針がボクの記憶を呼び起こさせる。

直前に「植田正治のつくりかた」を見た直後だったからかも
しれない。

見事というか自然というか、目に焼き付けるその写真は
破壊力抜群であった。

チビが乗る三輪車を押す姉の写真を見たときに
まだ舗装されていない道路を同じように姉に押してもらっていた
自分とすごく重なった。まさにフラッシュバックというやつだ。

浮き輪をもった少女が建物の中にいる、白と黒のコントラストな
写真も。家族で初めて海にいったことを思い出させる。
あの時は黄色い海水パンツで父に抱かれながら海に入って
大泣きした時だった・・たしか2歳くらい・・

そんなことを悶々と思っていたら、案の定。
寝つきのときに一斉に頭の中に思い出と感情とそして、未来の
ことや不安でさえ映像化され一気に脳内に展開された。

だれがアーカイブをこじ開けていいといったのか。
きっと、植田さんなんだろうな。

父が撮る写真が植田さんに似ているのはなんでだろう。
その疑問だけが残った日曜日であった。


----------------
PENTAX Q7
TELEPHOTO ZOOM
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

ソラに輝く黄金の衝撃の宇宙人 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。